- 切るフェイスリフトの方法
- ダウンタイム目安
- 後遺症はあるの?
アンチエイジングのために切るフェイスリフトをしてみたいという人は多いですよね。
顔にメスを入れることに対する恐怖心や偏見を乗り越えるためにも、実際の体験者の声を聞いてまとめてみました。
以下を読んで切るフェイスリフトの術後の経過や後遺症について、一緒に学んでいきましょう。
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切るフェイスリフトって?
人は生きていると重力に従って皮膚が下にたるんできます。どんなに若い頃美人だった人でも、たるみには逆さらえません。
顔の皮膚がたるむと、ほうれい線やマリオネットライン・ブルドッグラインとなり、一気に老化が加速します。
女性であればいくつになっても若く美しくありたいと願うものですよね。
そんな世の女性の願いを叶えたアンチエイジングケアの一環として、たるんだ皮膚にメスを入れて切り、上に引っ張り上げて縫い付ける。そんな美容術があります。
それがフェイスリフト。たるんだ皮膚を上にリフトすることから、そう呼ばれるようになりました。
「切らない」フェイスリフト
フェイスリフトには「切る」方法と「切らない」方法の2種類があり、リフトアップする人はまずそこを選ぶことになります。
どちらにも一長一短ありますが、今の時代では「切らないフェイスリフト」がどんどん進化しているのが現状。
切らないフェイスリフト方法にもいくつか種類があるのですが、代表的なのは「糸」を入れる方法です。
顔の皮膚内部に糸を通して皮膚を持ち上げる
局所麻酔で済むうえに、施術時間も30分程度と短時間。入院の必要もなく、当日に帰ることができます。
皮膚内部で溶けて吸収される糸の開発も進んでいるため、今後ますます進化する分野と期待できると言えます。。
もちろん一長一短あるため、短所もいくつか挙げられます。
- 引き上げる力が弱いせいか、効果が全く見られない。
- 笑うたびに皮膚内部の糸が引きつれて、痛みが走る。
- 糸の縫目がこめかみあたりに出来る。
- 糸が肌に合わない場合、赤く腫れあがるなどの炎症が治まらずに、再手術で取り出すこともある。
このように、切らないフェイスリフトにもまだまだ課題はたくさんあります。今後のますますの進化に期待したいところですね。
一方で、どれほど切らないフェイスリフトが進化しようとも、確実なフェイスリフト効果をもたらすとして、切るフェイスリフトも根強い人気を誇っています。
以下に詳しく切るフェイスリフトの手順に迫っていきたいと思います。今後手術を考えている人は参考にしてくださいね。
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フェイスリフトの方法と手順
切るフェイスリフトをすることを決めた後にも、いくつか選択すべき事項があります。
- どこにメスを入れるか
- どのくらい切り込みを入れるか

持ち上げる皮膚の部位。そして切込みを入れる部位です。
自分の顔のどこを一番持ち上げたいのかを最初にしっかりと自覚し、医師と相談して決めましょう。
切り込みが大きく、持ち上げる皮膚の面積が広いほどに効果がしっかりとわかる一方で、傷口が大きく目立つなどのマイナスポイントもあります。
自分が一番満足の行くバランスを考えてみてくださいね。
ほうれい線を消すフェイスリフト
日本女性の多くがほうれい線と戦っています。

毎朝鏡を見るたびに、「これさえなければ…」と思いますよね。
切るフェイスリフトでほうれい線もすっきりとなくなる可能性は高いです。
切るフェイスリフトでほうれい線をターゲットにしたものは最も多く、耳の前部分に切り込みを入れて引っ張り上げることになります。
耳の前、というとちょっと髪の毛をかき分けたらメスの痕が見えると思いますよね。
そこで耳の前、もみあげの後ろ側の目立たない部分に切り傷を持ってくる人も多いです。
切り口を目立たなくすればするほどに、引っ張り上げる皮膚は少なくなるため、フェイスリフト効果は下がります。
しかし「フェイスリフトをした」と人に気付かれるのが嫌な人は、もみあげの後ろにこっそりと傷跡を隠す方法がベストでしょう。
マリオネットラインを消すフェイスリフト
ほうれい線よりもマリオネットラインが深刻な悩み!という人も多いですよね。
口の端からたるんだ皮膚を横に引っ張り、耳の後ろに切り込みを入れて縫い上げる。そんなフェイスリフトもあります。
ほうれい線の場合は切り込みの位置が耳の前。それに比べると耳の後ろに切り込みを入れるのは、格段に目立たずに済みます。
ダウンタイムは切り込みの大きさに左右されますが、髪をアップにしなければ、ほぼ誰にも気づかれずにフェイスリフトが可能。
マリオネットラインでお悩みの方にとっては朗報ですね!
カットする傷の位置にこだわろう
アンチエイジングで美容整形をする人は多くなってきましたが、それでも「美容整形しました!」と公言する人は少ないですよね。
ちょっとボトックスを打った程度の処置でも隠したくなるのが女心です。
外科的処置をしてまで、若くきれいに見られたいという美への執着心は、出来ることなら隠しておきたいものです。
ほうれい線でもマリオネットラインでも、自分の髪形や顔の形をよくみて、一番目立たない位置に傷跡をもってくることをおススメします。
医師の言いなりではなく、「絶対に誰にも気づかれたくない!」とカウンセリング時にこだわって伝えてみましょう。そうすることで、医師も真剣にカット位置を吟味してくれますよ。
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術後のダウンタイム
フェイスリフトをおこなっている美容外科は多いですが、その方法は様々です。
今回のテーマは切るフェイスリフトなので、切るフェイスリフトをほどこした場合の、
術後のダウンタイムの目安を、クリニックごとにまとめてみました。
ちなみにダウンタイムとは、術後抜糸をして傷口が目立たなくなり、お風呂に入れるようになり、外に出られるようになるまでの期間のことです。
場合によっては抜糸するまでの期間を指すときもありますが、ここでは「傷口の腫れや炎症が引き、仕事などに復帰できるようになるまでの期間」としてお伝えいたします。
フェイスリフトの手術のために、職場をどれだけ休めばいいのかを知るための目安にしてくださいね。
最初に断っておきますが、術後のダウンタイムの目安は、あくまでも問題なく傷口が治っていく場合です。
人によっては炎症が治まらず、長引くこともあるという事はあらかじめご了承くださいね。
- 顔全体のたるみ取りのフェイスリフトのダウンタイム→約10日間
- より面積の小さいロウア―フェイスリフトのダウンタイム→7日間
フェイスリフトSMAS三角弁法のダウンタイム→7日間
フェイスリフトSMAS法のダウンタイム→7日間
いかがでしょうか。術後のダウンタイムは、多くの医院が7日間と回答しています。
7日間のダウンタイムを終えた後に抜糸を挟み、抜糸によって糸の痕などが徐々に消えていくことから、職場へのお休みは10日ほどと考えていいのではないでしょうか。
しかし範囲の広いフェイスリフトを行う場合や、とにかく絶対に誰にもバレたくない!と徹底したい人は、大目に2~3週間のお休みをとると聞きました。

誰にもバレずに慎重にいきたい人は、
出来る限り多めにお休みをとるといいでしょう。
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後遺症のリスクは付きまとう

どんな美容手術にも失敗はつきものです。
フェイスリフトだって、人によっては後遺症に苦しむことも十分考えられます。簡単に若さや美しさを手に出来るわけではありません。
リターンの大きいものを欲するのであれば、常にリスクも覚悟しなくてはいけません。
当然、後遺症が起こる可能性を頭に入れた状態で、手術に望んでくださいね。
フェイスリフトをすれば、確実に簡単に若返ることができる!なんて簡易的に考えないでください。
以下に、起こりうる後遺症について紹介していくので、手術前に必ず頭に入れておいてくださいね。
傷口の炎症が治らない
外科手術です。人によっては術後の傷の経過が思わしくないことも起こりえます。
赤みが引かない。痛みが引かない。炎症が治まらない。
これらの症状に悩まされ、通常のダウンタイムとされる7日を過ぎても、社会復帰できそうにない人も大勢いるのです。
時間とともに傷口が治まるのが一般的ですが、1か月たっても治らない場合は皮下組織で問題が起きているか、何かの感染症にかかっている疑いもあります。

手術をした医院によく相談して、早めに対処することをおススメします!
傷口が目立った状態になる
術後の傷の治りは良くとも、傷口に問題がある場合が多々あります。

腕のイマイチな医師にかかってしまうと、傷口がケイドロ状に残ることもあります。
傷口から、フェイスリフト手術をしたことを気付かれないように気を配ってきたのにも関わらず、目立った状態になるのは不本意ですよね。
再手術をして目立つ傷跡を修正する方法が一般的ですが、せっかく引き上げた顔の皮膚をさらに切り取ることになるため、
リフトアップの方の仕上がりに不自然さが残るかもしれません。どちらを優先させるか、悩むところですね。
左右非対称になる
人間の顔は、もともと左右対称ではありません。フェイスリフトの手術で、左右同じ分だけの皮膚を持ち上げたとしても、仕上がりに差が出ることがあります。それも大きな差が。
フェイスリフトは顔の均衡を大切に慎重に行いますが、人によっては左右の筋肉バランスも違うため、引き上げる皮膚の量だけでは完璧に左右対称にはいかないのです。

術後ダウンタイムも過ぎ、改めて自分の顔をまじまじと見たときに、左右非対称に愕然とする人もいます。
左右対称にするために、片側だけを再手術することで解消できそうですが、余計なお金や時間がかかって困りますよね。
「どうせもともと左右対称じゃないし、慣れるまでの辛抱」と思って諦めるか、再手術かを迷うところだと思います。
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切るフェイスリフト値段相場
後遺症のリスクを頭に入れてなお、切るフェイスリフトをこころみようと思う方に、お値段の相場をお伝えしていきます。
切るフェイスリフトは、いわゆる切らないフェイスリフトに比べると、手術時間もダウンタイムも長く、料金もお高い。
その代りに、効果がしっかりと出やすいという特徴があります。
糸だけで吊り上げるフェイスリフトは「効果が全く分からない~!」っという声も多数聞くため、
確実にフェイスリフトで効果を出したい方は、やっぱり切るフェイスリフトを選ぶ傾向が強いようです。
- 単体
:972,000円 - 頬あごの脂肪吸引とセット
:1,280,000円
- フェイスリフト単体
:756,000円 - 頬+目尻+首のフェイスリフトセット
:1,050,000円
:1,080,000~1,296,000円
トータルフェイスリフト
:600,000円
大体の目安を紹介してきましたが、いかがでしょうか。こうして並べてみると本当にピンからキリで、値段では決められないものがありますよね。
60万円と聞くと「フェイスリフトにしては安い!」と思いますが、「腕が悪いのかな?」などと勘繰りたくなるんじゃないでしょうか。
逆に120万円以上かかるクリニックは、何故か「ほぼ成功するだろう」と根拠のない安心があります。

その代りに、その費用を貯めるのが大変。
値段はもちろんですが、切るフェイスリフトをする際にもう一つ気にしなくてはならないのは、クリニックと医師の「経験」です。
最後に経験豊かな医師を調べてみたので、参考にしてくださいね。
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