- 切らないフェイスリフトの種類
- 効果の継続時間目安
- 半永久的に続くフェイスリフトはある?
切るフェイスリフトに対抗して、年々進化を遂げているのが「切らないフェイスリフト」です。
顔に切り込みを入れる外科手術に抵抗があるものの、アンチエイジングのためにフェイスリフトを考えている人は切らないフェイスリフトをこころみます。
そこで切らないフェイスリフトの効果が継続する時間などを、口コミをもとに調べてみました。
以下を参考にして、切らないフェイスリフトにのぞんでください。
切らないフェイスリフトの種類
切るフェイスリフトと違い、切らないフェイスリフトには施術の異なるいくつかの方法があります。
どの方法も需要が高まるにつれ、年々機械が新しくなるなどの進化を遂げています。
特に切るフェイスリフトと同等の効果が得られると好評の「糸」や「ダブロ」の本当の効果のほどは気になるところですよね。

顔を切りたくはないけれども確実にフェイスリフトで若返りたい。
そんな方は、以下の方法を参考にしてください。
ちなみに効果のほどは個人差があります。
一つの方法で全く効果が上がらなくても、他の方法で感動的な効果が上がる可能性もあるため、諦めずに手段を模索してくださいね。
糸で吊る

切らないフェイスリフトと聞いて、多くの人がまず思い浮かべるのはこれ。
切らないフェイスリフトは、顔のたるんだ皮膚内部、特に頬部分に糸を入れ、こめかみあたりまで通して皮膚を吊り上げます。
糸で吊るフェイスリフトの特徴
- 頬の部分に糸を入れてこめかみあたりで皮膚を吊るす
- 顔半面につき、4本ほどの糸を入れて仕上げるのが一般的
- フェザーリフト・スレッドリフト・スプリングリフトなどと呼ばれる
- 施術時間も短く、ダウンタイムが少ない
肌内部に埋め込む糸の種類にいくつかの選択肢があり、クリニックによっては独自開発の珍しい糸を使っていることもあるようですね。
肌が下から上に引き上げる効果を高めるとともに、入れた糸がたゆんでこないように、皮下組織に引っかかるようなとげ状の糸を入れることもあります。
糸一本の挿入時間はわずか5分程度。当然日帰りでできる簡単な処置になります。
以下に各クリニックの施術時間目安と、料金を紹介いたします。比較参考にご利用くださいね。
- 新世代スレッドリフト
- 施術時間2~30分。
- ダウンタイム目安は1日程度。
- 施術当日からメイク、シャワー可能。
- 糸一本に付き21,600円
- スプリングスレッドリフト
- 施術時間約30分
- 当日のメイク可能
- シャワーは翌日以降可能
- ダウンタイムは2週間~1か月でむくみや腫れ、炎症が治まり自然な状態に
- 両側4本で32万円、両側8本で51万円
- スプリングスレッドリフト
- 施術は2~3時間
- 洗顔・メイク・シャワーは手術当日から可能
- 1日~14日後に抜糸
- 全顔8本の糸で62万円、全顔14本の糸で88万円。
まだまだ切らないフェイスリフトのクリニックはたくさんありますが、一部だけを紹介してみました。

いかがでしょうか。
クリニックによって施術時間も料金も術後の経過も、全然違うと思いませんか?
各クリニックの口コミ情報などをしっかりと調べて、値段やダウンタイムだけではなく、体験者の声にも耳を傾けてから、クリニック選びをしてほしいと思います。
糸を入れて肌を引き締める
次に紹介したいのは、同じように頬に糸を入れて皮膚を持ち上げるフェイスリフトであっても、効果や目的が違うタイプの方法です。
美容クリニックなどに行くと「金の糸」という広告を目にすることがあるでしょう。

あの金の糸こそ、切らないフェイスリフトのもう1つの革命切らないフェイスリフトのもう1つの革命なのです。
上述したように、糸を皮膚内部に入れてたるんだ皮膚を持ち上げる仕組みは素人でもわかりやすいですよね。
- 金の糸で皮膚を持ち上げるだけでなく、糸周辺の皮膚組織を活性化
- コラーゲンの生成を促進させる
- 肌内部を若返らせる効果がある
- 1度の施術で10年~15年効果が持続する
金の糸は持ち上げる効果だけでなく、更に糸周辺の組織を活性化させて肌を若返らせる効果があり、さらに持続期間が長いのです。
糸周辺のコラーゲン、ヒアルロン酸などの生成力は10年以上継続するという事ですよね。
肌のきれいな韓国から渡ってきた画期的な美容術でアンチエイジング世代に大人気です。
クリニックによっては「金の糸」という名称ではないところもありますが、リフトアップのアプローチの仕方は同じです。
以下に一部のクリニックを例として挙げてみますね。
- 切らない吸収糸フェイスリフト
コラーゲン生成をする効果があります
- 金の糸の施術時間約30分
- 術後の赤みや腫れは1~2週間程度
- 両頬+こめかみ+目尻で36万円
- 施術は約30分程度
- 麻酔や術後の安静タイムを加えると、トータル時間は1、2時間ほどと思われる。
- ダウンタイムは2~3日で痛みが引き、化粧が可能になる
- 顔全体で86万4千円
こちらもほんの一部ですが、参考になったでしょうか。
料金もダウンタイムもクリニックによって大きく違います。無料でカウンセリングをしてくれるクリニックもあるため、施術前のクリニック選びは慎重に時間をかけておこなってくださいね。
切るフェイスリフトなどに比べると料金は安いのですが、皮膚内部に金属を入れるという抵抗をクリアする必要があります。また、どうしても効果が心配、もしくは信用できないという時は、狭い範囲で試してみるという方法もあります。
ちなみに金属アレルギーの人でも、純度が100%に近い金属であれば施術OKというクリニック、施術を受けられないというクリニックもあります。
パッチテストなどでアレルギー検査もできるため、事前に医師に相談するといいでしょう。
ヒアルロン酸やボトックス注射

切らないフェイスリフトの中でも最も手軽で安価なのがヒアルロン酸やボトックスの注射です。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は肌内部にぶよぶよした弾力のあるゼリー状のヒアルロン酸を注入する方法。
たるんだ肌の上部にヒアルロン酸を注入することで、肌を上に持ち上げる効果があります。
顔のどの部位にヒアルロン酸を入れると、ほうれい線が若干緩和するだろうなどの細かい見解は、担当する医師の腕にかかっていると言っていいでしょう。
ヒアルロン酸は美容外科など以外にも、皮膚科などでも注入できるため、安価で評判のいいところを探すのも比較的簡単だと思われます。
ヒアルロン酸は0.1mlに付き1万円が相場。キャンペーンやヒアルロン酸の種類・注入する量によって料金は大きく異なります。
ボトックス

ボトックスは、シワを改善する目的で使用されることが多いですよね。
しかし顔の筋膜を吊り上げるポイントにボトックスを注入することにより、ビスのようにたるみを吊り上げる効果をもたらす方法で施術されることもあります。
美容外科はもちろん、皮膚科や注射専門クリニックなどで用いられる手段で、リフトアップの助けとして人気があります。
注射なので施術時間は10分程度。ダウンタイムと呼べるものもほとんどありません。
気軽にできる切らないフェイスリフトとして、試してみても損はなさそうですよね。
ダブロ

ダブロは、切らずに切るフェイスリフトと同等の効果が得られる方法なんだそうです。
切らないフェイスリフトなのに、「切るフェイスリフトと同等の効果をもたらす」として話題を呼んでいるのがこのダブロという機械です。
- 切らずに切るフェイスリフト同等の効果が期待できる
- 超音波で筋膜に刺激を与え、たるんだ肌を全体的に持ち上げる
- 効果は半年~1年
- 1回の施術は約12万円
実際に施術した体験者の話しでは、キーンとして熱さを感じるが、耐えられないほどではないとのこと。
効果の持続は半年~1年ほどと言われていますが、人によってはもっと続くことも。
切らないフェイスリフトがどんなに頑張ってみたところで、切るフェイスリフトにはかなわないと思っていたけど、そんな常識を覆す夢のようなマシンです。
ちなみにこのダブロ、一回の施術で約12万円ほどと言われています。(クリニックにより差があります)
切るフェイスリフトは効果の継続が10年ほどで、一回の施術が120万円ほど・・・。ダブロを毎年行うか、切るフェイスリフトをするか、迷う人もいるのではないでしょうか。
効果の継続時間、目安
では一番気になる効果の継続期間を、口コミを元に調べてみました。
あくまでも目安なので、生活習慣や肌質によって個人差が大きくあることを、あらかじめご了承くださいね。
スプリングリフト

まずは一番一般的なスプリングスレッドリフトから。
皮膚内にいれた糸がある限り、効果が持続すると思われがちですが、実際はそう上手くはいきません。
- 早い人は3年くらい
- 運のいい人は半永久的
突起のある糸が肌内部で皮下組織に引っかかり、うまい具合に効果を持続してくれることもありますが、動く顔の筋肉の力に負けて、糸がずれてしまうことも多々あります。
一度ずれた糸を治すためには、糸を抜き取って再度入れなおすしかありません。
最初の手術の糸を入れっぱなしで、その糸が表情筋に負けてよれてしまった場合などは、リフトアップ効果はそれまでですよね。
金の糸
肌内部に金の糸を通すことで、糸周辺の皮下組織でコラーゲンやヒアルロン酸の生成を活発にさせ、肌そのものの老化を遅らせ、若返らせる効果がある金の糸。
- 10~15年程度
効果の持続は意外と長く持続します。
その間ずーっと金の糸効果は続き、老化を遅らせてくれるという優れもの。
もともとすごく肌がたるんでいるという方は、切るフェイスリフトやダブロなどで思いっきり肌を持ち上げる必要があると思います。
しかしアラフォーくらいでちょっとだけほうれい線が気になるなどの人は、金の糸で十分若返り効果が見込めるのではないでしょうか。
ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、体内に吸収される成分です。
せっかく注射をして肌の弾力をあげても、体内に吸収されたら効果は終わり。
- 効果持続は1年~1年半(長くて2年ほど)
- 効果を持続するには繰り返し施術が必要
体内に吸収される速度には個人差がありますが、1~1年半が大体の目安でしょう。
長い人や、多く注入した人は2年ほど持つ場合もありますが、それでもいずれは体内に吸収されます。
「自分にほうれい線がなかったらどんな顔になるのか」などと、リフトアップした後の顔のイメージをつかむために、切るフェイスリフトなどの前にお試しでヒアルロン酸を注入する人もいます。
注射後に、注射部位を何度も手でいじるなどしてしまったら、体内への吸収が早まると言われているので注意してくださいね。
ボトックス

ボトックスが体内に吸収される時間は短く、個人差も大きいと言われています。
- 効果持続は半年~1年
- 効果を持続するには繰り返し施術が必要
早い人は毎月注射をしているくらい。
値段が安い分、繰り返し受ける手間がかかるという事です。
一回きりで施術を終えるか、少しずつ安価で継続し続けるかという選択ですよね。
ダブロ
上にも書きましたが、ダブロの効果は半年~1年程度。
ダブロという機械の普及が、消費者のニーズに追い付いていない現状もありますが、それでも機器の開発は年々進んでいます。
型番落ちのマシンを持つクリニックなどは、キャンペーンと銘打って安価で施術を受けることができるため、そうしたチャンスを逃さずに、定期的に施術を受けられるといいですね。
半永久的に続くフェイスリフトはある?

こうしてみると、半永久的に続くフェイスリフトは、ほぼないように思われます。
フェイスリフトとして一番の効果が見込める、切るフェイスリフトですら再び皮膚が緩んでたるんでくると言いますよね。切るフェイスリフトの効果だって、半永久的には続かないので老いと施術のいたちごっこなのです。
唯一、糸で皮膚を持ち上げるスプリングリフトだけは、糸の種類や肌との相性によっては、半永久的に効果が持続します。
切るフェイスリフトに比べて安価で、施術も簡単でダウンタイムも少ない。
更に糸の選択を注意すれば、効果は半永久的に続くとなると、俄然興味がわいてきますよね。
スプリングリフトと金の糸のコラボ
一番のおすすめは、スプリングスレッドリフトと、金の糸のようなコラーゲン生成効果がコラボした施術方法です。
糸そのものの持ち上げる力の効果も見込んだうえで、体内での肌活性化をうながす糸の素材。

まさに鬼に金棒と言えるのではないでしょうか。
これから切らないフェイスリフトをこころみる方は、半永久的に続く可能性のある、老化を確実に遅らせる、スプリングリフトと金の糸コラボの施術を探してみてください。
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