- ヒアルロン酸注射は顔のたるみ取りにも効果あり?
- 顔のたるみ取りで注入失敗なんてあるの?
年を重ねると目立ってくる顔のたるみ…。
ヒアルロン酸注射を打てば顔のたるみは解消することは可能です。
注入の失敗やそのほか失敗することってあるのでしょうか?
ヒアルロン酸注射は顔のたるみ取りに効果あり?

年齢を重ねると、たるみやシワ、肌の悩みはつきませんよね…。
たるみっていったいなに?
顔の皮膚や脂肪が重力に負けて下がってしまった状態のことをいいます。
- 涙袋ライン
目の下がたるんでできるシワ - ゴルゴ線
目の下から頬の斜め下に現れる線 - ほうれい線
小鼻の横から口元にかけて現れる線のことで、頬全体の皮膚と脂肪がたるんで下がる - マリオネットライン
ほうれい線のさらに下に現れるたるんだ線(シワ)、60代以降に多い - 二重あご
フェイスラインの皮膚がたるんで支えきれなくなり、だぶついた状態で見える
ほうれい線やゴルゴ線は、20代など比較的若い年齢の方でも現れる場合もあります。
顔のたるみ、その原因とは?

顔のたるみの原因はたくさんあります。
- 肌の弾力の低下
- 表情筋の衰え
- 猫背など姿勢が悪い
といった原因があげられます。
肌の弾力の低下
さまざまな原因によって肌の弾力の低下が起きてしまいます。
紫外線によるダメージ
紫外線によるダメージを受けると、肌のうるおいにもとても大切な成分である、コラーゲンやエラスチン・ヒアルロン酸を作る量が減ってしまいます。
それだけでなく、これらを分解する酵素が過剰に分泌されることで肌の弾力が低下してしまいます。
生活習慣のみだれ
食生活のバランスが悪いと、肌のうるおいに必要なコラーゲンなどを作り出す細胞に栄養が届かなくなり、肌のハリが失われてしまいます。
また、肌のためにも睡眠をきちんと取ることが大切なのはご存知ですよね?
睡眠不足も肌にいいことはありません。
乾燥
肌が乾燥した状態になると、十分な水分を保つことができなくなってしまい、肌の弾力の低下につながってしまいます。
加齢
年を重ねると、ヒアルロン酸や水分量など、肌のうるおいに必要な成分が減少してしまいます。
紫外線によるダメージや、乱れた食生活や睡眠不足などの生活習慣の乱れ、乾燥や加齢によって、肌の弾力が低下してしまいます。
表情筋の衰え
表情筋とは顔にあるたくさんの筋肉のことで、それぞれが皮膚を支えています。
これらの筋肉が衰えると、皮膚や脂肪を支えきれなくなってしまい、顔のたるみの原因となってしまうのです。
表情筋の衰えは加齢によるものだけでなく、普段からあまり表情の変化がない人も、表情筋が衰えやすくなってしまいます。
猫背など姿勢が悪い
顔の筋肉は、頭や首の筋肉とつながっているってご存知ですか?
猫背など姿勢が悪い状態で長時間いると、顔の筋肉が引っ張られた状態になるため、顔のたるみの原因となってしまうのです。
デスクワークなどあまり動かず同じ姿勢をしてることが多い方は気をつけるようにしましょうね。
顔のたるみにヒアルロン酸注射は効果はあるの?

さて、いよいよ本題に入りましょう!顔のたるみにヒアルロン酸注射は効果はあります。
顔のたるみによって、さまざまな部分にシワや溝などを引き起こしてしまいますが、全体的なバランスを考えてヒアルロン酸を注入することで改善することは可能です。
また、ボリュームが減ってしまった部分にもヒアルロン酸を注入することで、ふっくらとしたボリュームを出すこともでき、顔のたるみの改善につながります。
顔のたるみ取りで注入失敗なんてあるの?
安全性の高い治療法と言われていますが、失敗することはあるのでしょうか?
もし、注入した量が多かったり不自然になってしまった場合、溶解注射をすることで修正することはできます。
注入で失敗というより、施術中のミスなどによりリスクや副作用が起こることもあります。
ヒアルロン酸注射で起こるかもしれないリスクとは

施術自体は簡単ですが、危険がまったくないというわけではありません。
顔の腫れや内出血
注射をする際に誤って毛細血管を傷つけてしまい、内出血してしまうことがあります。
内出血の量が多いとパンパンに腫れてもしまうことも…。
内出血してしまったら、激しい運動はしない、飲酒やサウナは控えるなどして、出血量が増えないようにすることも大切です。
内出血をした場合、だいたい1~2週間程度で治まります。
コンシーラーなどメイクで隠せます。
塞栓症
これは、ごくまれなケースではありますが、注入したヒアルロン酸が謝って血管に入ってしまい、組織の壊死を起こしてしまうことがあります。
きちんとした知識を持つ経験豊富な医師を選びが重要になります。
アレルギー
ヒアルロン酸そのものやヒアルロン酸に入っている架橋剤によって、アレルギーを起こしてしまう場合もあります。
もともとアレルギーを持っていたり心配な場合は、医師と相談して、事前にアレルギーテストを行っておくとよいでしょう。
効果はずっと続くわけではない
リスクではありませんが、ヒアルロン酸注射の効果は永久的に続くものではありません。
個人差はありますが、ヒアルロン酸注射の効果はだいたい半年~1年といわれています。
注入されたヒアルロン酸は、分解されやがて吸収されてしまいます。
ヒアルロン酸注射の効果を持続したいのであれば、継続して注入する必要があります。
美しい仕上がりにするためには…
いちばん大切なのは、経験豊富な医師としっかりしたクリニック選びではないでしょうか?
ヒアルロン酸注射のリスクについてお話しましたが、未熟な医師によるミスやヒアルロン酸製剤や注射器の管理や消毒が不十分だったのが原因で起きてしまったケースもあります。
簡単な手術だから大丈夫ではなくて、リスクも踏まえ医師やクリニック選びは慎重にするのがよいと思います。
また、全体的な顔のたるみなどでさまざまな部位に注入する場合、顔のたるみ方や左右のバランスなどから注入する量や顔全体のトータルバランスも大変重要になります。
医師とのカウンセリングで、しっかりと話し合うことも、美しい仕上がりのために大切です。
さいごに
年齢を重ねると、さまざまな部分に肌の老化が現れるのは仕方のないことですが、
ヒアルロン酸注射を打つことで、若々しくみずみずしいお肌を手に入れることができます。

また、ヒアルロン酸の種類も豊富にあります。
シワの深さなど肌の状態によって使い分けることもできますから、
これも医師によく相談してみるとよいでしょう。
ヒアルロン酸注射によるシワ・たるみの改善については、以下のブログ記事も参考にしてみてください。
>>飲むヒアルロン酸コラーゲンは効果なし?食べ物やサプリの口コミ&評判
>>顔のたるみ取りにはヒアルロン酸注射!注入が失敗することはある?
>>20代なのに肌にハリがない?肌のハリを取り戻すサプリメント5選
>>【コラーゲンとヒアルロン酸の違い】ヒアルロン酸とコラーゲンどちらがいい?
>>目の下のたるみ取りにはヒアルロン酸注射がオススメ!費用&失敗リスク
>>ヒアルロン酸注射で頬のこけを改善!料金や副作用の危険性について